猪瀬都知事の暴言・・・よく似会っている・・・

東京オリムピックの招致は絶望的だな・・・これ以上にお金をつぎ込むのは、血税の無駄遣いだろう。評論家にも色々あるが、政府高官や、企業のトップを、TV等のmediaの力を利用して、悪しざまに批難する評論家が、責任ある地位に付いた時に、往々にしてする「失敗」である。肩書は変わっても、人間の中身は変わらないのだし、評論家時代の様に、言いたい事を遠慮なく言える、あるいは、それが、疑似的な人気を盛り上げ、己の巨大化を成す・・・その効果に奢った時に犯す失敗ではある。麻生太郎の様な、祖父・吉田茂、父・麻生大賀吉・・・と三代の血を引く失言とは、その重みが違う。猪瀬知事の失言は、浅はか者の奢りでしかない。

今回のconventionは、トルコが、最初から本命だろう。そこに、東京が割り込んだのは何故か・・・私には理解できないが、単純に石原慎太郎の引退ceremonyと考えれば、答えは明瞭である。その雲雪を見るに、あまり希望はなさそうだ・・・そこで、尖閣列島の国有化を野田政権にけしかけて、まんまと、野田政権が乗せられた・・・あとは、国会議員に返り咲き・・・憲法改訂。これが、石原慎太郎の描いたscenarioだったのだろう・・・私の邪推。

トルコ有利の私の論理・・・
まず・・・スペインは、最初からあて馬・・・恐らく、トルコのあて馬になってくれる国がないから、スペインに、その役が回ってきたのだろう。そして、次のオリムピック招致への確実性を増す為の保障でもあるだろう。そして、東京は・・・これも、トルコと競わせることで、アジアに媚びながら、オリムピック委員会の面子を保つためだろう・・・今回、東京の騒動も、知ってか知らずか・・・乗せられているだけ・・・猪瀬知事にも、その裏を読む能力はあるだろうから、少々焦ったのではないか。次の都知事選への出馬も表明したばかりだし・・・・

UEはキプロスギリシャ系政権に一本化して、キプロスの経済を安定化したい筈である。さすれば、キプロスは、ユーロ危機の避難になる・・・UEの延命にもなる。その為に、トルコに、少し我慢をしてもらう、そのご褒美が、オリムピック・・・この論理は正しい・・・結果の通りになるか、否か、それは時代の推移に任せるしかないが、当面の威力としては最高の手段であり、思考だろう。

猪瀬都知事の、民族差別にも匹敵する暴言・・・渡りに船で、トルコに決定・・・と、考えるのが妥当・・・と、私は考える。