人民論壇・意識調査・・・今朝の囲み記事から・・・

人民論壇(人民日報系雑誌)の、Internetに依る意識調査の結果・・・サイトは、直後に削除されたと言うが、個々人のPCには、残っているものも多いのだろう・・・私も、検索で得た知識は、word文章にコピーすることがあるから・・・特に、大きな記事の一部分を・・・

一党独裁について・・・・80%が否定。
共産党の改革路線・・・・75%が、否定。
③中国の特色ある社会主義・・・82%が、否定。

共産党とは、elite集団である・・・との理念から、一党独裁、あるいは、党による指導などが、大義名分として掲げられる。北部九州でも、共産党社会党左派の勢いが強かった時期・・・昭和45年頃まで・・・善なる独裁、党是に沿った改革、共産党の指導する社会主義・・・彼等は、共産主義と言う言葉を嫌っていたのだと思う・・・社会主義なるオブラートで偽装・・・結局、我々一般人としての常識では、空虚なelite意識に着飾ったピエロにしか見えなかったのだが、彼等、特に劣等性的社会人レベルの己は見えていなかったのだろう。

中国でも、なにかにつけてdemoに騒ぐ若者の姿がTVにclose-upされるが、彼等は、殆ど文盲に近いのだと言う、中国の社会に馴染んだ方々の言説も聞くことが多い。例えば、尖閣列島・・・その場所も知らないdemo・・・韓国の「竹島」に因するデモとの違いだと強調する方もいる。
その彼等の意識と重なるのか、否か・・・それを保証するものはないが、少なくとも、中国を除く国家、社会の常識に近い所で生きている若者の意識であると考える時・・・この国の、現体制の崩壊は近いのだろう・・・そう予感するに不思議はない。

共産主義とは、その国家に属する人民・庶民・大衆の意識の覚醒・・・独裁者、あるいは、封建的旧体制からの、政治的意識の脱却・・・には、impactのある、主義であり、政治行動であると、私は思う。しかし、それは、直ぐに乗り越えることがなければ、それは、「王朝・専制主義」に堕する思想でもある。何故なら、人間を完全に「善性」として定義しなければ成立しない体制であるから・・・と、私は思う。
能力に応じて働き、必要に応じて取る(得る)・・・等とは、あり得ないことである。小学生、否、幼稚園児でも理解出来る思想でもあるだろう。「自由」とは、最大を得る為に、最小の能力を使い、その行動を合理化しながら、TPOを選ばず、思考、行動することの権利なのだから・・・。

現に、社会主義ロシアと衛星国では、独裁者が誕生しただけで、実体は、その理想からは、遥かに離れた所にあった。しかし、自由を奪って効率よく闘う強さは証明出来た・・・しかし、是すら、祖国防衛に使われることより、他国を服従させることの方に行使されることの方が多かった。現・北朝鮮が、その残骸である。


今、北朝鮮を制御出来ない、共産党国家・中国の共産党・・・社会主義と糊塗するが・・・国家がある。戦端が開かれれば、北朝鮮の軍隊は、一夜にして壊滅すると言われる。戦闘機は飛ばず、軍艦は港に係留されたままであろうとも・・・demo映像で気前よく発射される火器も、半日も、発射することは不可能とも・・・勢い、闘いの主流は、人民解放軍・・・文字通り、北朝鮮の非開放を防衛する解放軍として・・・が闘うことになる。中国の若者も、その予感をしているのだと、私は思う。徴兵されれば、日本や韓国、あるいは東南アジアの各国への亡命者が激増する・・・と、私は予想する。政権にとっては痛手以上の、壊滅的な痛手になるだろう・・・国家分裂の危機ともなるだろう。意識調査の暗示する、中国の未来であろう。