2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

事故の本質とは・・・

福島原発の事故・・・「原子炉はきちんと止まったではないか・・・」との気分が、東電の技術者の脳裏にのこっていないか。つまり、冷却装置が、地震・津波で破損しただけ・・・あたかも、原発本体の事故の様に騒ぐのは、お門違いではないかと・・・・一般の…

三歩進んで二歩下がる・・・

チェルノブイリ・・・すっかり忘れられていた。あの事故から25年も経つとは・・・。福島の件の原発が、操業を開始して40年。本来30年で停止する予定だった。ならば・・・チェルノブイリの事故を真摯に受け止めて、一度、足を止めることもできたはずだ…

福津市・市議選の不祥事の行方は・・・・新しい、地方議会の形の提案・・・敵は本能寺!!!

選挙ポスター印刷費の水増し請求・・・・まぁケチくさい話ではあるのだが、日頃から、政令都市を除く市町村の地方議会の存在に疑念を抱く私には、これが、地方議会存続の問題に発展して欲しいと願うばかりである。地方議会の存続理由が、殆ど分からない。立…

貝原・前兵庫県知事のKW・・・・

その1;「水平的支援」・・・政府が自治体を支援する「垂直的支援」よりも、県が県を、市町村が市町村を支援する「水平的支援」の方が有効だと氏は主張する。私も、そう考える。勿論、そこに発生する法的規制の緩和や新たな法整備は、当然国家の役割である…

人生の形・・・・悲しみと感謝と・・・・

先日の新聞には、一人の男性が救助した、母子・3人の笑顔があった。しかし、件の男性は、力尽きて妻の目の前で波にのまれた。遺された妻は、この母子を家族と思って、これからも、この地に生きて行くらしい。この夫にして、この妻あり・・・人間とは、生き…

原発・・・フランスの場合・・・・

「フランスの原発は、事故の際に原発から20キロ圏内の住民の避難rootや、通行止めの地点を含む想定図を準備している。住民は安定ヨウ素剤を常時備蓄しており、時々住民も参加する避難訓練を行う。原発は安全だが、事故は起こり得る。これも我々の原則だ・・…

福津市・・・市議選・ポスター費水増し請求

昨年末に行われた「福津市・市議会議員選挙」で、ポスター印刷費の不正請求問題が発覚・・・請求したのは、ベテラン議員数名である。知能的犯罪だとしか言いようがない。一人は、「議長」でもある。そして一人は革新派議員として、多選ではあっても、期待を…

釜石・・・頑張れ!・・・釜石よ!・・・永遠に・・・・!

釜石製鉄所・・・まだ健在だったのだ・・・と、昨日の新聞に驚き、嬉しくなった。八幡に入社、八幡に育ち、八幡に終わった私だが、室蘭、大分、名古屋、光・・・そして本社・・・には出張で訪れる機会が何度かあったが、釜石には、訪れる機会に恵まれなかっ…

逃げる文化・・・・

NHKの番組から・・・・日本の国土は、地球の「0.3%」 火山は地球上の火山の「10%」 そして、地震は、世界の「20%」・・・・だとか。結論として、日本人は、あるいはこの列島に住む人間は、「逃げる文化」に長けていなければならない・・・のだ…

主張を聞く会

11日の、福岡市内の自治協議会が県議選と市議選の離候補予定者を集めて「主張を聞く会」を企画した・・・と云う囲み記事である。囲み記事だから、詳細な内容は知りようもないが、何時か、紙面を飾る日もあろうかと思うが、落選した議員の主張に、私は興味…

TOMODACHI・mission

馬関戦争、薩英戦争・・・幕末の「敗戦」と堺屋太一は言う。この戦争で、日本は多大な賠償金を列強から要求された。そして、支払った。しかし、Americaは、その賠償金で、横浜に波止場を建設、横浜市にpresentした・・・今日に言う「メリケン波止場」である…

「覚悟」をもって生きる覚悟・・・・

三度目の津波を経験した夫婦の話・・・西日本新聞の囲み記事である。一度目は、1933年・昭和三陸地震;母に手を引かれて逃げたのだそうである。記憶の中には、真っ暗ななかで、家族の名前を呼び合う声があると云う。二度目は、1960年の「チリ地震」…

頑張れ新入生&転校生・・・・

各地で、入学式が行われるnews。場所に依っては、卒業式と入学式が同日に行われる地域もあるらしい・・・この非日常性が、子どたちのtraumaになることはあるまい・・・と、半ば無責任に思う。願いは、こんな経験に恵まれたことを、これからの人生に活かして…

ランドセル・・・・

中学生になる子供から、避難所の新入生にランドセルのpresent・・・と、言っても、伊達直人ではない。中学生が6年間使ったランドセルを、津波に全てを失った子供たちに譲ってあげるのである。span>その子供たちの言葉が素晴らしい・・・・「大事に使ってく…

堺屋太一・・・・久しぶりの弁舌に考える。

日本は、三つの敗戦を経験している・・・・・と。 一つが、幕府が倒れた敗戦。 二つが、太平洋戦争の敗戦。 三つ目が・・・今回の地震と大津波への敗戦。この三つの敗戦の共通点は、その復興が、前に・元に戻らなかったことである・・・・この方らしい分析で…

被災孤児たちのことは・・・・Patronよ名乗り出でよ!

戦後の孤児たちの姿が瞼に焼きつく私たち世代は、今回の東北大震災に罹災した家族の今後の大きな不安を忖度するにやぶさかではないが、それ以上に心配なのが「被災孤児」である。この国には「PATRON」と云う概念が薄い。これは、ローマ史の研究者・文…