下衆の思惑違い・・・

国民新党・・・衆院;1、参院;3
社民党・・・・衆院;2、参院;4
・・・・絶滅危惧種ならぬ、不要政党の現実である。


嘉田知事には、不信任が付きつけられそう・・・維新の会が割れれば、あるいは、橋下徹にも・・・と思うが、後者の場合は、議会を維新の会で押さえているから、当分は大丈夫か・・・しかし、嘉田知事への不信任案が可決されれば、大阪の事情も変わってくるのではないか・・・楽しみではあるのだが。

不要な政党の、もう一方の旗頭が、「立ち上がれ日本」と「日本未来の党」・・・前者は、維新との合流で生き残りを図っているが、早晩分裂するだろう。後者は、賞味切れの小沢一郎が、次の参議院選挙で復活を計るだろうが、嘉田代表の方が、「お断り!」の絶縁状を付きつけるのではないか。どう見ても、権謀術策的な野合政党だから・・・あるいは、好意的には“武士の商法”、ひょっとして、小沢一郎オレオレ詐欺・・・先行きは真っ暗だろう・・・が、世の中には、紙屑の株を買うもの好きもいるから・・・これ以上は、語れない。

まぁ・・・朴僅恵と田中真紀子の対比が面白いのでは・・・両者ともに境遇は似ている。父親の傍でfast ladyを務め、若くして、政治の世界の裏表、地獄も十分に見て来て、今日の「差」がある。やはり、学んできたものが違うのだろうとも思うし、「思考力」の違いかな・・・付和雷同的な大衆に担がれた神輿の上で、自ら踊っていた“田中真紀子”と、父親の政治への毀誉褒貶的な評価に耐えながら、地道に、今日の位置を目指した“朴僅恵”と・・・・あるいは、日本と韓国の政治土壌が違うのかもしれないし、新潟の拘った“田中真紀子”と、韓国に拘った“朴僅恵”との違いでもあるだろう。

日本の政治家にも、学ぶ意志があるなら、格好の教科書になるのではないか。勿論、復活するなら、田中真紀子の今後に期待がないでもない。小池百合子の“臥薪嘗胆”の爪の垢でも飲んでみるか!・・・しかし、敗軍の将が、その原因を他の“将”の所為にしているようでは望みは薄い。

比例で、消えて欲しかった“下司”が、数人生き残ったのが残念だが・・・この様な“波”に現れて、政治家も磨かれるのだろう・・・失望はしない。