参議院・・・私の改革案・・・

知事、あるいは首長と参議院議員との兼務・・・フランスやドイツでは存在する・・・も、夢ではないだろうし、私も、現況の様な、引退athleteや、やや落ち目のtalentの為の議席の為にあるのであれば、早急に廃止した方が良いと思う。嘗ては、「緑風会」の様な、正真正銘の文化人、知識人の会派が存在した時期もあったが、いつの間にか、athlete、芸人の失業対策の様な存在になってしまった。特に、今夏に改選される議員達は酷いものである。

私案・・・県知事、政令都市の「長」の在任期間を「3期」として、自動的に参議院銀の資格を与える。そして、任期=10年。定員なし(イギリスの上院と同様)とする・・・権限は現状とほぼ同じ。

戦前の「貴族院」に似たものではあっても、衆議院の優位性が現状と変わらなければ、似て非なるものであろうと、私は考える。また、県知事、政令都市・長の経験が、全国に生かされる。しかも、都府県の枠を超えた、広域インフラや行政service、医療・介護serviceなどへの適応度を強化できると、私は思う。また、地方自治体の多選・抑制の効果もある。

しかし、現役・県知事の兼務は、軽々しく行うべきではない。今回の、橋下徹の発案も、衆議院の勢力拡大に効果的な方法として発案しているだけではないか・・・参議院が、地域利益誘導の修羅場と化するだけで、現行よりも醜いものになりかねない。橋下徹と言う資質が言わせるものであるだけに、軽々にその言に乗ってはならないと思う。彼自身が、お笑いtalent的手法とmannerで登場した事を、暫くは警戒的に観察したいと思う。

今回の「石原慎太郎」担ぎ出しも、石原慎太郎の助平根性的資質に付け込んだ、詐欺師的手法で選挙の効果を上げた・・・と、私は観察する。彼の政治理念が奈辺にあるのか・・・「言っても委員会」的発想では、populism政治の蔓延にしかならないだろう。左翼のpopulismはほぼ退治出来た・・・其処に、ゴジラの様に表れたのが、石原・右翼、橋下・populismであろうかと、私は判断しているのだが・・・・。