北朝鮮・南北休戦協定を破棄・・・日本国憲法の改訂が急がれるか!

北朝鮮が、南北休戦協定を破棄・・・と、突然に発表。この国の発表は、度々変更されるので、何処までの真実性があるのか・・・それは疑問だが、「嘘」から出る「真」の類になる可能性、無しとはしない。折角、バスケットのスター選手を招いて大歓迎をしたやったのに、アメリカからはつれなくされた腹いせではあるだろう・・・裏で、いろいろ蠢いているのかもしれないのだが、それは、政権崩壊への道のりかも知れないのだから・・・。

休戦協定が消えれば、北朝鮮は、名分上韓国に対して何時でも戦端を開くことが可能になる。しかし、アメリカが手出しできないと言う分けにはいかない。しかし、日本に対しては如何か・・・安保条約上は、アメリカが、日本の防衛を担うのは可能だろうが、肝心の日本の自衛隊が十分に動けないでは、アメリカ世論が黙ってはいないだろう。
また、アメリカは、北朝鮮に対しては、日韓・米の態勢で挑みたいであろうから、日本と韓国の軍事同盟・・・日韓不可侵条約あるいは日韓相互防衛条約の様な同盟関係を望むだろう。その為には、九条の改訂が必至であり、安部総理、石原慎太郎等の、保守の権化の様な人々は、九条改訂を急ぐだろう。急がねばならないと、私は考える。

勿論、インドを始めとするASEAN諸国の反発もあるかもしれない・・・しかし、東支那海の中国のマナーを考えれば、今が潮時・・・アメリカも、今が潮時と考えているのではないか。あるいは、民主党に対してアメリカが冷たかったことの「底」には、これに類する問題への対応が影響を与えているのかも知れない。石原慎太郎が、尖閣列島で、中国への厳しい批判をしても、竹島で、韓国にはそれほどでもないのは、その微妙な「差」があるからではないのか・・・

北朝鮮の「南進」・・・一時的に韓国が後退・・・この時点で中国に、北朝鮮の侵攻を止める手立てがなければ、朝鮮戦争の再現になるだろう。恐らく、アメリカは地上軍は送らない・・・「市政権」は要らないのだから、空から、海から、破戒だけをすればよい。韓国の統治に任せる世界世論が生れ、韓国に任せられるだろう・・・その時、韓国の復興が、日本経済に大きな利益を齎すことを、韓国は恨みに思うだろう。そして、「核」を継承するだろう・・・その時韓国は、日本と対峙するのか、中国と対峙するのか・・・中立はあり得ない。それは、韓国の歴代王朝が、王朝の初期に必ず抱く「妄想」である・・・韓流時代劇ドラマでもある。もし、韓国の国力が巨大になれば、それは必ず「高句麗・再興」のナショナリズムであり、中国の最も恐れるところだろう。

もし、現段階で、韓国と日本の通貨が統一されれば、北朝鮮が消えたとき、その復興の財源は、統一された通貨となる・・・。北朝鮮の、南北休戦協定の破棄に対応する、「韓国〜日本」の通貨統一が、この地域の平和への最大の貢献になるはずである。後は、「勇気」だけであろう。その為にも、まずは、日本国憲法の改訂は比須となる・・・・如何?