前原外務大臣・・・・辞任劇・・・その余波は?

前原外務大臣を辞任させる・・・自民党の、解散への作戦だったのだろうが、果たして戦略的に成功したのか・・・私は疑問だと思う。

何故なら、庶民は案外に、巷の噂には強いものである。「革新系」あるいはそれに近い政治心情を持つ政治家には、自民党の様な、地域の世襲に近い政治家、あるいは地元の顔役的な傀儡的政治家にはない後援者が多いものである。社民党共産党の顔が見えない。mediaの取材をさけているのでないか・・・私は勘ぐる。

在日の人々には、その後ろ盾になってくれる政治家が少ない。それは、「選挙権」が欲しいのでも何でもない。幾許かの商売の便宜を図って欲しい、いざこざの仲裁を頼みたい・・・・そんなささやかな願いから、応援と云う献金をしているのであって、とても「政治献金」と呼ばれる額ではない。おそらく、弁護士出身の社民党公明党共産党、そして自民党の中にも、同じ様なcaseがあるのではないか。私は、確信に近い推察をする。

恐らく、悪辣だな・・・との印象を、あの予算委員会の雰囲気に、庶民は感じたのではないか。鳩山由紀夫の「子供手当;50万円/日」なら、あの迫力はひつようだったろうが、年間5万円に献金に、余りにも大きな目くじら・・・滑稽にも見えるものだった。また、質問者の品のなさ・・・陰で、一先ず謝罪しておいた方が良いのではないだろうか・・・。老婆心ながらに思う。

もう、菅さんも腹を決めただろう・・・解散も早まるかもしれない。関連法案が成立せず、国民生活に影響がでれば、「喧嘩両成敗」になる可能性が大きい。「やけっぱち解散・・・」;菅さんの名前を歴史が刻まれるかもしれない。楽しみではある。