日本人の素晴らしさ・・・

中国のツイッター、Internetで、今回大地震、大津波の被害に粛々と対応する日本人の姿に驚いている様子があると云う。特に、日頃は日本に対して非常に厳しい論調で終始しているmediaが、手放しで絶賛していると・・・特派員の報告。昨日の西日本新聞にも、囲み記事があった。

大平総理が亡くなったころ、私は、中国人技術者のお世話をしていたのだが、朝、会議室に入った途端、涙ながらの哀悼の挨拶を受けて、吃驚もし、戸惑ったことがあるが、国民性の違いかな・・・そんな事を感じたことを思い出す。しかし、日常のmannerは、特に若い通訳に悪かった・・・日本人に対して悪いのではなく、日常の習慣として、我々には信じられない光景が幾つもあった。

その一つが、会議中に、団長クラスの方の湯呑が倒れ、お茶がtable上に流れた・・・団長が、中国語で何やら言うと、長いtableの端にいた、若い通訳の女性が、なんと、雑巾を、会議の出席者の頭越しに投げた・・・これには、日本人の出席者が例外なく驚き、その次は何が起こるのだろうと固唾を呑んだが、団長は、それを受け止めると、静かにtable上を拭き、彼女に投げ返した。我々日本人が全員あっけにとられたことは言うまでもない。会議は、有効的に続けられた。

これには後日談があって、日本側のそれなりの地位にあるかたが、やんわりと団長に注意申し上げたとの落ちもあったが、数か月の後の帰国の際には、躾の大切さを教えて貰ったお礼を言ったと、私は聞いた。

まぁ・・・中国の時代劇ドラマでは、まり、行儀を見せるsceneがないことに気がつく。機能的な上下関係、家族の間の仕草に、あまり細かいことは言わないのだろう。おおらかと言えば、おおらかなのだが・・・・。

韓国でも、。避難所の中にゴミが落ちていない。静かに指示に従う。等々の、日本人の礼節に、感嘆の声が上がっているとか・・・世界中で、日本人の素晴らしさが見直されていると言っても過言ではないのだろう。

余り褒められると、若者の凶悪犯罪や、あるいは、分別収集・stationのmanner、そして「不法投棄」等に・・・少々恥ずかしい思いがするが、確かに略奪や、暴動は、その陰すらない。「我慢」の日本人・・・彼らにしてみれば、60年前の日本人は何だったのだろうと、不思議かも知れない。私は、今日の日本人を、本当の日本人だと考えたい。ただ、まだ、政権交代や、名古屋の市議会選挙の結果を見ると、populismに踊らせられる日本人の姿が垣間見られる・・・悲しいことだが・・・。

褒められて喜ぶのではなく・・・己は如何・・・と、矜持を正そう!