風評被害・・・・原因は?

大阪のrestaurantで、福島から訪れた方〜或いは一時的に避難?〜が、食事をしながら、友人に被災地の模様を話していたら、近くの席で食事中だった客が、waiterを呼び、席替えをしたとか・・・
被災地への義捐金にする為に、貴金属の提出を求める男が、高齢者宅を廻って、詐欺を働いているとか・・・・
地方都市でも、mineral・waterが、店頭から消えた・・・

素晴らしいと絶賛した日本人のmannerである。何か恥ずかしい。TVに深刻な表情で、放射能の値を伝えるnews・caster、あるいはguest・・・NHKは、news部分は自社の記者が、casterとの問答の中で伝えるので冷静さが伝わるが、「9時のnews」の青山casterはいただけない。彼女が喋ると、全てが悲壮なnewsになってしまう。news原稿も悪いのだろう・・・・伝えるべき「量」が、一日なのか、一か月なのか、一年なのか・・・全く分からない。加えて、枝野官房長官が記者会見で伝える原稿も、その数値の裏付けがない。あたかも、「青酸カリ」が混入しているが如くに伝えるから、「水」の買いだめも生じるのだろう。

「一日くらいは、大丈夫・・・」と云うのは、発表された数値が、一か月を毎日呑ませたら・・・と云う事の証なのだろうが、それを伝えないから、若い母親が困惑するのであろう。勿論、もう、それほど先の長くない高齢者が心配する、恐怖を語るのは滑稽であるが、それをビデオに流しながら、政府発表の曖昧さを批判するmediaも滑稽ではある。

announcerとcaster・・・・announcerなら、原稿を読むだけが仕事だが、casterとは、newsの内容を理解して、何を伝えるかをきちんと押さえて、視聴者に伝える責任があるだろう。

自らの言葉使い、あるいは、声調が、風評被害を拡大しているかも知れない・・・を、時には気にして貰いたいものである。

芸人的なcasterのnewsは避ける・・・視聴者の矜持かも知れない・・・とも、私は思う。特に、CMを見せる為の災害news・・・被害者を、被災者を冒涜するものではないかと、疑いたくものもある。newsの内容よりも、CMの枠を確保する為に、悪戯に深刻に、早口で喋り・・・その表情で視聴者を退きこもうとする厭らしさ・・・情けない。

全体的には、放射能原発、あるいは原子炉に詳しい、学者肌のguestのもの静かな語り口が、私を救う。時に、casterの無責任な番組進行に怒りを隠さない方もいらっしゃるのが、私には嬉しい。CMを一つや二つ、飛ばす積りで、識者の話を視聴者に聞かせて貰いたいし、その話を、分かりやすく、その場で解説してくれるcasterを準備して欲しいものである。このままだと、民放の存在意味は日に日に薄れているのではないか・・・。無くなっても構わないが・・・・。