菅直人の「少子化対策」・・・原発廃止への道・・・・

電力不足・・・浜岡原発の停止は、「原発反対派」を力づけ・・・人気取り政策に邁進する菅内閣のテーゼになり、次々と原発が、この列島から姿を消すだろう・・・そして、各地に、貧困に塗れたスラムが実現する。しかし、憂うることはない。この列島は、朝鮮半島、中国大陸の人々にとっては、一万年前の氷河期の終わりから、垂涎の的なのである。当時は、日本海を歩いて渡ってきたが、今度は、大型艦船で、砲炎を上げながら上陸してくるだろう。そして、より安全になった原発を建設して、豊かな緑と美しい水の環境で、幸せに暮らすだろう。僅かな危険に戦き、全てを政治の所為にしする思考力を欠く人類が住むよりも、列島にとっては幸せなことだろうと、私は考える。
夜が暗くなれば「子供」が増える。人類社会の鉄則である。世界の人口が70億人に達したとか・・・先進国は少子化の傾向である。微増はあっても、殆ど誤差の範囲・・・増えたのは、文明と言うものの存在すら疑わしい地方の人口であり。明るい昼間と漆黒の夜しか存在しない、発展途上国と呼ばれる、全く発展しない地方の人口である。

日本の人口も、戦時中は、余り増えていない〜6,000万人程度〜。夜は暗くても、男性が妻の傍に居なかった。そして、戦後、灯火管制は融けたが、電力不足で、夜の暗さは変わらなかった。狭い一室に親子雑魚寝の〜時には、舅、姑と〜部屋であっても、暗い部屋で、子供は生れ、人口は増えたのである・・・これが団塊の世代である。浜岡原発の停止・・・冒頭に述べた様に、この流れは、日本全土を席巻するかもしれない・・・いや、当面は席巻するだろう。菅直人の目論見はそこにある。「少子化が止まる!」。近く開かれる、集中審議の中で、あるいは、野党の質問に応える菅総理の答弁が楽しみである。ぽろりと、本音が出てくるかも知れない・・・
現在通産省の中は、戦国時代を髣髴させるものであろうと、私は想像する。今は、菅直人の一言で、原発停止派が、勢力を持っているのであろう・・・建前的には・・・そかし粗雑な論理・・・唐突であっただけに想像できる・・・だから、直ぐに馬脚を現すのではないか。野党の質問が厳しければ、官僚の出番になる・・・この官僚の前途は暗い・・・次の選挙で、民主党候補になっても、当選は覚束ないものであろうと、私は想像する。

夜の明るさとは・・・「教養」のことなのである。ディジタル化を前に、民放の番組は目を覆うものがあるが、NHKが覚醒、努力を重ねている。悪貨が良貨を駆逐するか・・・興味があるところだが、そうなれば、TVそのものが、心寂しき人々の玩具になり、心ある人は、ネットに席を変えるだろう。何れにしても、教養無き人々が、教養人から差別されるだけである。選挙の投票率が下がれば、教養無き人の票が少なくなり、健全な社会への復元力になる・・・ならなけらば、この列島は、西側から渡来する、教養あるアジア人で再生するだろう・・・私は、それも良しとする。この人々は、菅直人に称賛の拍手を贈るだろう・・・日本人の屍の眠る、この列島で・・・。その遺跡の観光地になるかも知れない・・・我々は、古代のローマ人となって、歴史に、愚かな国民として語り続けられる・・・栄光とするか!・・・貴方は!