みっともない! 民主党・両議員総会・・・copy

しぶといな・・・私とて感心するが、これが、総理大臣たる者のメンタリティーでなくてはならないものかも知れない。私たちも、とくと考えるべきだろう。

一寸した言葉のミス、漢字の読み違いで、宰相の資質を判じて辞職に追い込む・・・・選挙区に還らば、それが手柄になるようでは、国民、なかんずく選挙民に責任なしとはしないだろう。宰相とは、時に国民に臥薪嘗胆を求めるものでもある・・・宰相から「幸せ、安穏」を与えられると考える国民・民が、異常なのだとの立場も、ここらで確認しておいた方が良いだろう。「国民を脇に置いて、何の為の政局争いか・・・」と、TVcasterが大きな声で強調するが、煽っているのは、当の芸人casterなのである。
TV局、mediaが、真に現状を憂うならば、少なくとも、news番組から、芸人caster、芸人化したcasterを一掃すべきであろう。ついでに、阿呆な、馬鹿芸人を追放すれば、TVを付ける必要もないので、「節電」には、最も効果的であろう。

菅直人が、総理を辞さない背後に、妻の姿がある。総理簡単に止めるから、政治が良い方向に向かわない・・・彼女の論理だが、私には「一理」あるものとして聞こえる。

人間誰しも、何処かに「試行錯誤」の手法を試しているのである。それを、ひとつひとつあげつらって、総理の首を代えてきたのが、昨今の政治だった。この様な状況が、一つの政治の危機であることは、徳川政権末期の、将軍職の危うさがあり政党政治の崩壊の過程にも見られたものである。良くも、悪くも・・・頑張れば、そこから学ぶものの姿見えてくる・・・そんな理屈あるだろう。その為には、己を正義の権化とすることなく、真摯に学ばねばならない・・・・国民も、勿論政治家も・・・・。

私は、解散はあり得ると考える一人だが・・・民主党の安定に寄与する要素も皆無ではない。ただ、選挙中に内紛が、民主党の政策を分かり難くするかも知れない。相対的に、自民党の政策が際立ってくれば、再度の政権交代も、その可能性をなしとはしない。・・・と、考えている。

しかし、みっともない「議員総会」ではあった。主人公の菅代表も、途中退席・・・他の予定があったと云う事だが、最初から・・・「云うだけ言ったら、退席・・・」の予定だったのだろう。それを出席の議員が知らなかったとすれば、これは、「阿呆・・・」の一言に尽きる。知っていて行われた議員総会なら、国民の目を逸らすための、悪質な手段ではある。

しかし、離党者が出ないのだから・・・・菅さんの求心力も相当なものだと思う。妻の読みが的確であるとも、言えるのだろう。これで、菅直人が倒れれば、妻が出てくる・・・新しい民主党の出発になるかも知れない・・・・少し疲れが見える「菅直人」の表情に思う。

忘れてならないのは、国民の覚悟である。右であれ、左であれ・・・日本は日本なのであり、我々は日本人なのである。総理大臣に吐きかける唾は、国民の顔に戻って来る・・・新たな覚悟の時なのであろう・・・余世に、こんな楽しみがあったこと・・・喜ぶべきか・・・多少は迷うが・・・・。悲しむことからは、何も生まれない・・・・それだけは確かなことである。
民主党の、「恥の公開」に、何がしかの価値を探して、新しい発見を楽しみ、そして感謝しよう!