ソーラーカー・・・優勝

今朝のニュース・・・東海大学のソーラーカーが、オーストラリア大陸横断競技で、優勝・・・国産(日本製)のソーラーパネルでの優勝に価値があるらしい。
システムだから、ソーラーパネルだけの功績ではないだろうが、「名目的」には、こうなるのだろう・・・特段に異存があるわけではない、素直に喜びたいと思う。しかし、ソーラーパネルが、節電の様なケチくさい用途でしか喧伝できないのかという不満である。更に言えば、ソーラーカーで、早く走るだけが、ソーラーパネルの価値ではあるまい。むしろ、其処に発生する「電気エネルギー」の利用にあるのではないか・・・何故、その方面の希望あるニュースが流れないのだ・・・・その不満である。

浅知恵の私の発想だが・・・夏場には、ボディーもクルマの中も、灼熱・・・・メーカーも、バイヤーも、これを当然として、安穏とクルマの上に「胡坐」を書いているのではないか。確かに、暑さは、地域的なものである。しかし、発想は、一つの切欠から広がるのである。安穏と胡坐をかいた傲慢なマナーからは生れないだろう。

まず、夏場のクルマは暑い・・・ガソリンを使ってエンジンを始動させるまでは・・・この常識を打ち破るべきだと思う。
駐車場・・・屋根のない所が多い・・・ロハの太陽エネルギーが燦燦と降り注いでいるのである。確かに、クルマメーカー・バイヤーの儲けにはならない。しかし、このエネルギーで、駐車中のクルマの中を冷やすことができたら・・・ドライバーのとって、これ程の朗報はないだろう。子供の、車中での「熱中症」の防止にも有効なのではないか。着想だから、欠点もあるだろうが、目的が明確になれば、実現出来ないものでもないだろう。

しかも、曇天、雨天・・・室内は暑くならない・・・冷房の必要はないのである。必要な時に「力」を発揮して、必要無い時は、静かに眠る・・・格好の、クルマのアタッチメントではないか・・・私は考えるのだが・・・クルマのデザインの問題でもあるだろう・・・利点から観た時の、スマートなクルマ・・・別の価値観で考えるべきではないか。
豪雪地帯では・・・屋根に雪が積もる・・・そんな時に、クルマの中で、熱射病が発生するのか?・・・北の国のへそ曲がりに聞いてみたい。なんなら、クルマの天井を「とんがり屋根」にするのも一興だろう。

何よりも、ガソリンを節約して、子供を熱中症にする。高齢者が、クルマの中で、熱中症になる・・・両手に花の技術になるはずである。

ソーラーパネルメーカーよ、クルマ・メーカーよ・・・・君達のやるべき事・・・希望を見せて欲しい。