TPP・・・・時代の読めない「屑議員」・・・定員削減で葬れ!


TPPで、民主、自民の両党が紛糾・・・自民党の紛糾は、多分に「演技」の感がないでもないが、「嘘泣き」が「本泣き」に転じる可能性なきにしもあらず・・・民主党の反対派議員の「脱党」が囁かれる所以でもあるのだろう。自民党の「谷垣総裁」の跡釜が誰になるのか・・・現在の所明確ではない。今、TPPに批判的な領袖が多いのではないかと思うが、少しづつ、その色が変化していくのだろう。自民党は常に批判勢力を抱えているので、「造反」する方も、それに対峙する方も世馴れしている・・・感がある。しかし、郵政民営化・批判の脱党もあったので、油断はできないだろう。もっとも、当時の小泉純一郎の「自民党をぶっ壊す!」の名セリフが、効いたことは、記憶に新しい。その後の「死客」が、脱党者を出したのであって、政策が原因で脱党者を出したのではない・・・と、私は考える。
しかし、現在の民主党・・・野田総理は、反対派を批判することもしない。唯、TPP参加への意志は強いようである・・・つまり、ある程度「政治生命」を掛けている様子が見える・・・また、そうでなければなるまい。
昨夜の「中西輝政」氏の判断でも、東南アジアの国々の方が、日本よりも高いハードルを越えなければならないだろう・・・と、こちらの方を心配していた。つまり、中国の合従連衡・外交に対抗する為に、東南アジアが結束しようとしている外交でもあると、説く。「合従」で攻め立てられる中国・・・この中国が今、連衡の外交で、ベトナムフィリッピンに触手を伸ばし、東シナ海の権益を確保しようとしている・・・日本が、参加することで、この合従の効果が大きくなる・・・と。また、同席した「森本氏」は、中国は、参加の資格はないでしょう・・・と、談話していた。先の新幹線事故の隠蔽行動、先日は、乗用車に挽かれた遺体を、何の調査もなく収容した警察当局・・・等の、政府の行動が、国家の資格を備えていない・・・と、いうことなのだろう。
中国が、このままで民主主義体制になることは考え難い・・・かと言って、アメリカの様な、「合衆国・体制」あるいは、「連邦国家・体制」を採用することも叶わないかもしれない・・・何故なら、政治的に押さえこんでいる「民族自決」が、その息を吹き返し、夫々が独立への道を選択するだろうから・・・
POST・胡錦濤が、どの様なコース修正を行うか・・・TPP参加を、そこまで延ばすのは、決して利口な選択ではないだろう・・・これから急速に「高齢化」に向う中国である。周辺の少数民族は、その民族性と人口の適性から、特段の手段を講じなくても、その高齢化は日常の事として対応できるはずである。しかい、都市化し、その都市化した出稼ぎの人々が、高齢化した環境に対応できるか・・・・日本でも、「孤独死」は都市化した地方に多い。つまり、都市化とは、住民の、家族の「絆」を疎遠にするものである。何故・・・個人として生きるのが、都市化なのである。都市に、大家族は生れない・・・否、大家族を排してできた社会が都市なのである。それは、家康が「江戸」を都市に変貌させた・・・その手法が、そのまま当てはまるからである。

TPP参加に恐怖を感じる政治家・・・己の「票」が消えていく悪夢があるのだろう。自らが、農業票で政治家になりまがら、その票に値する様な政治活動を怠った見返りであろう。都市部の議員・政治家は、家族を眼中に置かなくても、「個人」との対決で政治活動が可能だし、それが責務でもある。
しかし、農村票を得ようとすれば、農村を育てなければならない・・・無為徒食の農民を税金で養って・・・それで由とする様な政治活動が続くと思う方が、変なのである。農業の機械化・・・それは、農業の都市化でもある。農業機器が、比較的安価に、しかも優れたトラクターが、装備できるのも、科学・機械産業の頑張りである。その、科学・機械産業は、裸で世界と闘っている・・・片や農業は・・・多少の恥ずかしさを覚えても良いのではないか。

自らは東京に住み・・・家族共々・・・票は、文字通り「票田」である。毎日、朝夕に「農場・田畑」を眺めて暮していれば、その光景が消えていく恐怖も生れるだろう・・・自らの政治的努力が、将来の、日本農業を生かすことになるためには・・・自閉することではないだろう。「自閉」とは、その事がそのまま「滅び・亡び」なのである。

小説家が、小説だけ書いておればいいものを、街頭に、TPP反対を、派手なジェスチャーで訴える・・・もう売れなくなった小説家だから、人々も見向かないだろうが・・・哀れでもある。未来への挑戦なくして書かれた小説とはどんなものた・・・美しくもない「退廃」でしかないだろう。

民主党から脱退者が出るか、否か・・・野田総理の腹は決まったかに。私には見える。松下政経塾の脱落者を相手にしないと、覚悟を決めたのかも知れない・・・12月14日には、脱落・四十七士の姿が、話題になるかも知れない。その前に、議員定数を半減させれば、民主党自民党も、セコハン政治家の駆除が出来るし、わがまま保守と、世間知らずの左翼を、少なからず駆除できるのだが・・・日暮れて道遠しか・・・・!