目糞・鼻糞・尻の糞・・・・・

鈴木宗男が仮釈放された・・・あと数カ月なら、満期まで務めればいいものを・・・と、牢獄がそれほどまでに辛かったのか・・・司法も、その感情を国民が察することを期待したのだろうか・・・やっぱり、悪い事をしてはいけないと・・・思うだろう・・・と。

それを迎えた、小沢一郎・容疑者・・・目くそが、鼻糞を迎えた・・・そんな構図である。暴追運動が盛んな今、上級階級の、出所祝いという所か・・・。看守・司法事務官だった父から聞かされていた、塀の内側の人々の様子を想像しながら、このニュースを視聴していた。仮出所とは、「敗残兵」の姿なのだと・・・父は、常々話していた。辛くても、満期まできちんと真面目に努めて、姿勢を正して出所する・・・故に、出所者の姿が美しいのだと・・・美しい受刑者の出所は、刑務所職員の敬礼で送られることもあるのだと・・・・。

仮釈放後の政治家は、ほぼ「廃」に近い。支持者も多くは離れている・・・反面で、出所者の再犯に繋がるケースもあるので、褒められることではない・・・面もあるのだが、政治家について言えば、長年培ってきた、「正義」の取り違えの故の犯罪だから、殆ど悔悛・反省・矯正の効果は期待できない。政治家と言う「いきもの」が、犯罪者になった時、それは、強盗・殺人・窃盗の如き、心得違いとは、その精神を異にする。つまり、血・肉・骨に至るまで、市民的犯罪者なのである。救いようはない・・・本来、矯正のしようもない「いきもの」なのである。「骨の髄まで腐っている・・・」と言う表現が、比較的正しい・・・もっと酷に言うべきだと思うが、適切な言葉が見当たらない。

彼の前で、平伏した、元官僚・・・言うに及ばず!