「目糞&鼻糞」・・・国会議員&地方議会議員

我国の国会議員の数は、アメリカの倍する数だと・・・・昨日の朝のワイドショーで、寺島実朗が、吠えていらした。彼は、「消費税」の税率UPを必要だとしながらも、アメリカに倍する国会議員の数こそが、「無駄使い」だと、主張されているのだと、幾つかの番組での発言から推察するし、むべなるかな・・・と、全面的に賛同する一人である。また、私が、「日本の知性」として尊敬して止まない理由でもある。

唯一つ、私の不満は、彼が、地方議会について、殆ど触れないことである。恐らく、出演・出席する会議やセミナー、あるはワイドショーで、暗に口を封じられているのだと、私は推察する。何故なら、地方の国民は、地元のmedia、mass communicationに敏感である。それに、政治的無見識が重なると・・・我が町でも同じだが・・・「おらが天下」の意識が過剰になり、全くの税金の無駄使いになっている、地方政治を「是」としてしまうのである。そして、其処に異論を挟む、media、mass communicationに対して冷たい仕打ち・・・新聞購読の拒否等の行動に出かねない・・・愚衆の暴力が顕著になる・・・傾向がある。新聞各紙が、地方版を拡大し、その紙面が殆ど・・・余程酷い事が惹起しない限り・・・批判的な論調の記事を掲載しないのである。購読者は、新聞種にならない、おらが村を誇り高く思っているのだが、そこに、印刷代の不正受給や、議員の行き先不明の出張でも、黙って見過ごすのである。勿論、巷で囁かれる様になると、片隅に現れるが、それも事実を伝えるだけ・・・地方紙としての矜持を思わせる様な論評を読むことはない。

それ故に、国政は駄目だが・・・地方は健全・・・等の妙な感覚が日常的になり、市長の尻に県知事がついてあるく・・・市長の後塵を廃して満足げな県知事の姿が、不思議に見えなくなる・・・つまり、地方の住民・国民の政治感覚が麻痺させられて、ある日気がついてみたら、愚衆になったいる己に気がつく始末になる・・・・

私は、人口10万以下の地方都市・・市町村・・・の議会議員の報酬は「無報酬」にすべきだと、主張したい。成人年齢が「18歳」になれば、高校を留年して「議員」として活動することもできるだろう。どうせ親掛かりなら、多少は自らを社会に役立たせる・・・肉体労働だけがvolunteerではないだろう。自分を育て、今住んでいて、其処で、家族を持ちたいと考えるなら、少しでも、その街の為に働きたいと考えるのが妥当ではないか。真面目なvolunteerなら、行政職員の不正、議員の不祥事・不正には早く気がつくはずである。

もう、何ほどの希望もない老人や、老後の蓄えの為に議員報酬を得たい中年議員に任せておいて、自分の住む街がよくなるはずもない・・・自分達で、街限定の「政党」をつくるのも良いだろう・・・そこから、国政を眺め、考えれば、街の住民・国民の意識もかわる・・・と、私は思う。

魁から始めよ!・・・・地方議会の無報酬化・・・これには、若い力が必要である。カラオケ同窓会も良いが、自らの未来を考える同窓会・・・実りある同窓会・・・そんな同窓会が求められ、力を発揮するじだいでもあるだろう。

あと「100年」で、大凡、21世紀も半ばに達する・・・2045年。今18歳の少年も、そろそろ老後を考え始める年齢である・・・しかし、その時では遅い。始めるなら「今」だろう。地方議員報酬の無料化、そして、可能ならば、地方首長の報酬の無料化・・・地方政庁の解放・・・つまり、volunteer化された「政庁」の実現・・・恐らく、現・税制でも、豊かな福祉財源が得られることは、確信できる。
国政を議論できる地方都市・・・・居ずわり議員を追放して議会・・・女性化した男を追放した議会・・・議員資格も、18歳から
40歳まで・・・死臭のする議員を議場から追放できれば、傍聴席も清潔になるだろう・・・。
「維新」とは、せめて、この程度のことを考える政治家に任せたいものである。
目糞、鼻糞、尻の糞・・・・そんな臭いのない地方議会・・・地域の住民の目が、殆ど「上目」使いになっていることが悲しい。目線を真直ぐにしよう!・・・目に力を持たせよう!・・・臭覚を敏感にしよう!