習近平政権胎動・・・・

習近平の動きが活発・・・先の、小沢一郎が強引に自民党を動かした、天皇との面会・・・小沢一郎の目標の一つでもあったのだろうが、今、世界中を動き回っている習近平の姿に、小沢一郎の新たなる胎動を期待する向きもあるだろう・・・特に、小沢チルドレンは・・・。尖閣列島の中国への移譲も、案外に早いのかも知れない・・・中国にとっては、日本の動きよりもアメリカの動きの方が気になるのだろう・・・・今、沖縄から米軍を追い出す空気が濃厚だが、その果てには、沖縄の中国化もなくはないのではないか・・・・また、取り立てて惜しむべき産業も技術もない沖縄に、本土の世論が、沖縄の日本残留を求めるだろうか・・・寧ろ、アメリカの方が、切望するだろう。

何を置いても、中国の政権は、移譲が実にsmoothに行われる・・・勿論、我々の目には・・・そして、次期政権への移譲のテクニックも鮮やかである。なまじ、選挙が行われるものだから、manifest等と、親しみのないKWを持ちだして、中身は詐欺師移譲の、政治的詐欺が横行する、我国と比べて、私には、中国の「政府」の方が、優れている様に思う。
国民の声が・・・との批判もあるだろう。しかし、大衆的な、populismに踊って、その己を忘れて苦情たらたら・・・そんな大衆を相手にする必要があるのだろうか・・・相手にされない己が見えたら、相手にされる庶民に自らを改造する努力を、私はしたいと思う。
国民に向って「詐欺師的・公約」をし、前政権で纏まりかけている同盟国との約束を簡単に反故にしてしまう・・・そんな後継政権、後継総理・大臣で、国を危うくする「愚」を今後も続けていくにか・・・一度、中国の政権運営を学んでは如何・・・・。

中国が、このまま今世紀を終えるとは私も思わない。チベット、西のイスラム、東北の元満州・・・今は朝鮮族・・・・そして、東の都市と、四川等の中央部の都市・村との格差は、殆ど永遠に融和はないのではないか・・・三国志の世界は、古代からの国家に存在したethosとして、払拭出来るものではないだろう。「改易」・・・これは、この大陸に「政治」を考える時に、抜き差しならぬethosとして、存在するだろう。そして、それを隠蔽して、時の政権を維持する為に、周辺諸国への脅威を振りまわす・・・この常套手段もまた、この国のethosとして、我々には油断できるものではない。