瓦礫処理;明るい見通しか・・・!

電話・世論調査・・・私は批判的なのだが・・・その制度について・・・それでも、「瓦礫処理」に関する世論調査の結果には、明るい気持ちにさせられる。
Data・・・・
①回答総数;1615・・・20歳以上。
②広域処理に賛成;自身の街での引き受けを「可」と考える;57%
③因みに・・・反対;7%

神奈川県で、「放射能測定の結果を知る必要はない、知事の説明を聞く必要もない・・」と、知事に詰め寄っていた、一見、インテリを誇る様な表情の女性、北九州市市議会の全会派、受け入れ賛成の評決・・・満場一致ということ・・・の傍聴席で、悪態をついていた、女性・傍聴者の表情が極似しているのが興味深い。
「頭脳の為に心を萎縮させた者・・・悲しむべきである。温情は少しもなく、鞘に収めた短刀の様な知力があるのみである。」との、「ジャン・クリストフ」に言うロマン・ロランの一節の言う、人間の姿でもあるだろう。

「テニスコートの評決」と言われる、一票の反対票の価値は大事にしなければならない。しかし、それは、双方に真摯な討論があり、お互いの矜持を求めての上でのことである。この二つの場面にあった、女性・・・男性は、その後ろに隠れていた・・・に、それを感じることは、私には出来なかった。庶民とは言え、討論、決断の時には、ノブレス・オブリージュが求められる・・・「平等」を、大きな価値とする現代において、必要なことではないのだろうか・・・。自由、平等を求めることが、自らを「奴隷根性」に親しませることであってはならないと、私は考える一人である。
私の街に、震災瓦礫が到着した時、信頼していた人々の中に、何人かの哀しい姿を見ることになるのかも知れない・・・悲しいことだが・・・私が、その一人にならない為の覚悟・・・私の選択である。