原発事故の「犠牲」になった家畜達は・・・

Ghost townになった放射能危険区域・・・ここに、petの犬や猫、そして農家の家畜・・・牛、豚・・・の姿が、当初はTVの映像にあった・・・勿論、哀れな餓死死体になった姿も・・・。
彼等も「生命体」である。放射能の影響をどの程度受けるのか、あるいは、体内がどの程度の影響を受けるのか、あるいは生命に放射能が影響を与えるのか・・・その「死」を含めて、彼等の命を救うことは叶わなくても、その生命を、貴重な資源として役立ててあげることは出来たのではないだろうか・・・そんな思いで、TVの映像やdocumentaryを注意しているが、全く、mediaもあるいは研究者も、無関心な様子・・・映像に現れない。

今、瓦礫の処理の問題が、福岡県、九州でも、各自治体の関心が高まり、地方自治体・議会では、受け入れの方向で、議論が進んでいる・・・首長は、反対派の「反対行動」が怖くて決心が出来ない様子もあるが・・・・
例えば「福岡市」・・・議会は、殆ど満場一致・・・だが、市長は、「拒否」の方向。理由は、処理場が、放射能散逸を防ぐことができないとの理由・・・特に「海」への、漏洩を理由にあげている・・・が、何となく言訳めいて聞こえる。
「北九州」・・・議会は、ほぼ賛成・・・しかし、市長は、慎重なmannerを崩さない。「ゴミ処理技術」の先進地である。また、嘗ての環境汚染を克服した先進地でもある。何故、市長がこうもまで慎重なのか・・・眠っている、嘗ての「革新」勢力の台頭を恐れているのかもしれない。初代市長が、殆どゴミ問題で失脚・・・任期は務めたが、一期で終わった・・・した、後遺症を怖れているのか。殆どオール与党の市政なのに・・・と、私には不思議である。確かに、かねみ油症の問題を抱えてはいるが、この地域の女性達の良識を疑う理由はないのではないか・・・私には不思議である。
鹿児島、諫早(長崎)、宮若市(福岡)、飯塚市(福岡)・・・等々、その輪は広がっている。

家畜、petの被爆状況、健康への影響・・・餓死なのか、放射能汚染による死なのか・・・そんp理由も大事な、復興へ向けての検討・研究の資料なのではないかと、私は思うのだが・・・人間のことだからと、人間だけで解決出来ると考えるのは、傲慢の誹りを遁れえないだろう。
もっと言えば、カラス、スズメの様な小動物・・・地中のみみずも・・・また、生物であり、命である。もし、放射能の影響で、森・林の地中の生物が絶滅すれば、遅かれ早かれ・・・森は、林は、枯れてしまうだろう。その恐れあるとするならば、「除染」の方法も理念も、大きく変更を迫られるのではないだろうか・・・今、人間は、人間の事だけを心配しながら、非常に大事なことをわすれているのではないか・・・自らの「命」を、失わしめているのではないか・・・私の危惧である。

と、言うことは、・・・・まだ、放射能の心配の必要ない地域でも、その日の為に、現況をしっかりと把握しておく必要があるのではないか。何が「正常・普通」で、何が「異常」か・・・その判断の基準は、前者のdataが、その比較の根源である・・・科学的常識として、心に留めておきたいものである。