原発の街の「夕張化」・・・迫る!

原発停止と地方財政・・・

福島は、住民が住めるか、否か・・・が、先立つ問題だから、地方財政とは云え、日本政府や東電の「おかね」が、当面の問題であろう・・・と、私は考える。つまり、地方財政では、何とも、如何ともし難い現状なのだろうと・・・・。

しかし、定期検査で停止して原発は状況が大きく異なるのではないか・・・つまり、停止の期間は、各電力企業からの「おかね」は入らないにしても、原発が再稼働すれば、その発電量に沿った「おかね」が入る予定だったはずである。小さな町、市の財政に大きな比重を占めるものであっては、近隣の市町村の反対はあっても、そう簡単に、停止をOKする分けにもならないのではないか・・・。
「同情するより、「かね」よこせ!」・・・と、dramaの中の台詞が、流行語になったことがあるが、沢山の、大きな「箱モノ」を抱えて、その維持費に多額のcostを擁する、地方自治体・財政の破綻は目の前に見えているのではないか・・・この秋ごろから、利用料の大幅な高騰が始まるのではないか・・・台風等の影響で、一部でも破損したら、そのまま「閉鎖」にもなりかねない。地方の衰退に拍車を掛けることになるのではないか・・・私の懸念で終われば幸いである。

原発・地方都市に「夕張」状態が迫っている
・・・・・・・・・・・・・・・名付けて、「原発・夕張」である。

比較的小さな街に原発を置き、その恩恵に預かっている、周辺の大都市・・・大阪市なども、例外ではないだろう。原発の街の苦境を・・・「身から出た錆び」と、見放すことが可能か、否か。あるいは、原発・財源を失う地方自治体・・・財政的弱体自治体でもある・・・を、救う手段・思想が、電力供給を受けている大都市にあるのか・・・・貰うものはもらっても、「危険」までは貰わないと・・・・見殺しにするのか・・・・もう暫く様子を見て見よう・・・・!