世界ウイグル会議

この会議が、ウイグル自治区の亡命組織だとは、今朝のnewsで初めてしった。現・中国が決して安定した政治情勢になことは、何度か論じたつもりだが、「やっぱり・・・」との思いが強い。この大陸に誕生する政権は、数百年を経てみないと、本当の政権か、否かの判断は困難なのだろう。

特に、歴代政権が協力であり、周辺が弱体している時には、やたらと拡張主義であり、東側三分の一程が、何とか中国・・・漢帝国と言えるのだろう。後は、砂漠と異民族である。また、南にはチベット・・・これが中国であろうはずがない。まだまだ中国が貧しいので、宗教の浸透する力が弱いが、億万長者が頭中になり、富の分配が平均化・・・富裕層の間で・・・が進めば、彼等の中に宗教心が芽生え、共産主義が宗教性を失う事になるのだろう。

アフガンのアルカイダだって、中国大陸の西側のイスラムに無関心である分けがない。寧ろ、此処への拡張を狙って、アメリカと妥協することさえあるだろうと、私は予想する。共産党・中央が弱体化すれば、周辺のイスラムが黙っている分けがない。凄惨な政治闘争が繰り広げられるだろうが、結局、今、甘い汁を吸っている、自称イスラムが、その力を失っていくことになるのだろう。そして、ロシアが、共産主義の衣を完全に脱ぎ捨てる日がくるのだろうと思う。5,6世紀を要するかも知れないが・・・。

仏教は、日本列島の中で、静かに息づいていくのだろう。イスラムは、キリスト教との正面衝突を避けながら、宗教空白地帯・・・共産主義者がそう思っているだけなのだろうが・・・に、静かに浸透するのだろう・・・

共産主義ナショナリズムが、何時まで共存するのか・・・貧しさが少しづつ薄まれば、巨大化した武装を維持するのも困難になるだろう。ロシアだって、何時までも安泰ではあり得ない。東側は、現代でも、「火薬庫」的な存在ではあるのだろう。シベリアの開発が、思う様に進まない。他国の資本を注入することの危険も避けなければならない・・・持っている国の苦難が続く時代が始まっているのではないか・・・我々は、持たざるを「利」として、長期的な視線の方向を誤らない様にしなければなるまいが・・・これは、私が心配することではない。
世界ウイグル会議・・・余世の中で注目して行こう!