味方の敵は、味方か敵か・・・?

本当にそうか・・・?の疑問は残る。詳しく論じる程の見識はないが。しかし、味方の敵は・・・敵か味方か・・・
万博を利用して、韓国が、対日本・敵対姿勢を明確にしている・・・竹島問題・・・また、国家間の条約の無効化が、事あるゴロに浮上する。恐らく、朴大統領との間で決着した「日韓関係」の中で、お互いに、当面は触れないことにしよう・・・との、政治家同士の約束・・・そして、賠償を兼ねた、経済援助が決まり、一貫製鉄所の建設が実現し、以後の韓国経済の飛躍が可能になったことは、韓国の経済学者にしても、隠しおおせない事実だろう。
韓国・国内問題として理解すれば、朴大統領の娘が、次期大統領選挙で、優勢に闘ったいることと、無関係ではないだろう。現政権とは、与党の関係にあると言うが、現大統領の好みの候補ではないらしい。結局、政治家同士のつばぜり合いが、国家の根幹をなす外交を利用しているだけのこと・・・それをnationalism感情で理解することを国民が強いられていると、言えなくもない。私には、愚かな事あろうことかと考える。
世界に、国境問題は「ごまん」とあると言う。その双方の力関係の歴史を踏まえて、その時、その時の状況、力関係で決まったものである限り、当然のことである。「国境」とは、人間の作った地図の上にしか存在しない・・・韓国の歴代王朝が、現在の中国大陸東北地方に食指を伸ばし、時に、長安までをもその版図に入れんとして、王朝の存続を危うくする、歴史は、韓流・歴史ドラマに詳しい。中国大陸王朝が、得てして「膨張主義的国策」に終始しながら、王朝の衰退が、領土の切り売りで、その速度を維持する・・・最後には、王朝の撲滅でおわるのだが・・・朝鮮半島の政権も、韓流・時代劇dramaから脱出したのは、1910年の日韓併合をもって嚆矢とする。三韓統一が叶ったのも、その王朝理念の中から「膨張主義的政治思想」が薄まってからである・・・そして、中国はロシアて帝国に苦汁を味あわせられながら・・・北方領土の喪失に耐えながら、辛うじて、独仏英露に依る分割統治を逃れて、日本帝国主義の暴走が、現国土を保持せしめ、その代替地がチベットなのである。朝鮮半島が、嘗ての「高句麗」の夢を捨てたのか、現・金王朝に、その願望が潜んでいるとしたら・・・先ず南進の政策を捨てない「金・王朝」の現実に、私は思う。また、興味津津でもある。
さて、味方の敵は・・・敵か味方か・・・執拗に、日本への敵対姿勢を続ける韓国の事である。韓流boomに賑やかな日本の女性達、私は、韓流・時代劇dramaに、この国の歴史と、それを踏まえた現在に、何を求めて明日を考えるべきかと・・・熱心な、drama制作者の思想を慮るのだが、決して絶望的はしない・・・むしろ、明るい未来を感じさせてくれるとすら思う。
しかし、今日、明日が、己の命の問題であり、国家。民族をその関心の外に置く「政治家・・・日本も例外ではないのだが・・・」の論理が、国民の次の世代の悲劇を誘因する・・・近・歴史の中で、我々が体験したことである。今、「ワンゴン」を楽しんでいて、クンイエが、某政君主に駆けだす兆候をみせている・・・その臣下、民への訓示が、なにがしか「オーム」に近い・・・また、先の戦中に、我々の親、兄達世代が、信じ込まされた虚構にも似て聞こえる。韓流・時代劇ドラマの原作者、dramaの制作者には、その意識が強いのだろうと・・・私は楽しんでいる。
味方の敵(北朝鮮)を大きく見せながら、その敵と、共に闘う姿勢を見せながら、懐に忍ばせた脇差をちらつかせる・・・その卑怯さ・・・韓国国民・市民が、それほど愚かだとは思いたくないが、万国博覧会という、世界的会場に、その景色を見せられると、黙っているわけにはいかないだろう・・・真の敵を利することになろうとも・・・。
遠謀実数的に言えば、味方の敵を信じることは、非常に危険である。韓流時代劇dramaに学ぶことも可能である。そして、一つの結果が惹起した時、相互に相手を信じることが難しくなる。政府が、国民に説明できなくなり、悪しき勢力を利するだけでなく、一つの方向に走りだした政治の方向を修正することも叶わなくなる。今、韓国に、獅子心中の虫が繁殖しているとは思いたくないが、状況の発展しだいでは、危惧には終わらないのかも知れない。
金正温体制の今後はまだ見えない。しかし、その体制の如何によっては、密かに、優位の人材が北朝鮮に入国して、人材集団を造らないとは限らない。つまり、北朝鮮に存在する、工業設備、技術の片りんでも残っておれば、人口の割には、軍事大国であるこの国家が必要とする人材を、多くの日本人で充当することも可能なのであると、私は思う。今、中国に活躍する日本人人材の「種」が、周恩来に依って大事にされた、「留用」に、その根拠を持つ様に・・・留用された人々が、数年間の帰国の遅れを恨んでいる方は少ないと言われる。韓国が、「反日」を国是とする限り、日本にとって、韓国が必要な国家だとは考え難い。寧ろ、ロシア、中国を眺めれば、北朝鮮の方が、有用な国家なのかも知れない。
姑息な手段が、国家の命運を貶める歴史は多い・・・共存の可能性・方法を探る努力・・・未来を見つめる双方が存在してこそ・・・また、未来もあるのであり、現在の安穏が存在するのである。神経を尖らせて日々を送る・・・疲れるだけだろう。