節電(停電)は少子化対策?

生殖能力のない「老人」が、言えば、嫌みに聞こえるか、やっかみに聞こえるか・・・しかし、経済先進国・民主化の進んでいる国家は、悩みに近い「少子化」の状態にある。
曽野綾子氏は、アフリカ等の、文明の遅れた、あるいは、民主主義とは程遠い状態に置かれた国民ほど、子だくさんだと言う。また、医療技術の遅れは、子だくさんでないと、家族を維持できないのでもあると・・・。そして、政治・経済指導者層は、赤々と点る灯りの中で「夜」を過すので、男達が、sexに駆りたてられることもなく、少なく・・・子供の数は多くない。だから、外国の有名大学に「コネ入学」をさせて、早期の亡命状態の中での子育て、教育を行うのであると。それを端的に表現する彼女のphraseが、「電気は、民主主義の根幹であり、必要不可欠な文明なのである」となる。Switchをひねれば、民族、貧富に関わりなく、等しく使うことの出来る「文明」なのだと・・・。
この状況は、程度と状況の差はあっても、我国と、アフリカの貧困国との差はないのだと、私は思う。
つまり、生活に余裕がある・・・以上の家族は、隣りが「真っ暗」な状態で、TVも見られず、早々に「床入り」しているのをしり目に、煌々と明かりを付けて、夜の生活をenjoyするのだろう。老人には無理だが、若いcoupleには、子作りをするchanceが増えることになる。恐らく、内閣府の統計局では、そのdataの把握の準備をしていることであろう。
つまり、首相官邸前で「demo」をする大衆は、首相に向って、人口が増える危険性を訴えているのかも知れないし、あるいは、生殖能力の乏しい、若い男女が、退屈凌ぎにdemoを楽しんでいるのかも知れない。
自家発電、もしくは太陽光発電で、過不足なく、常時電力が確保できるマンションが現れたとして、常に計画停電で、夜は暗いマンションとの比較が行われれば、「子どもの数」には、優位差が明確に表れるかも知れない・・・いや、現れるだろう。
わが家にも、9月までの計画停電のscheduleが、葉書で届いた。今、カレンダーに、日毎の停電時間を書きこんだ所・・・毎日楽しみにしている、「NHK・高校講座」への被害が最も大きい。もう一つは、韓流drama・王権(わんごん)が、毎週、一日欠けること。180回の、超長編dramaだから、時々欠けても、実質的な被害はないのだが、NHKの大事な番組が見られなくなったり、録画が不可能になるのが惜しい・・・・元も、再放送や、archiveで補てんすることは可能だから、実質的な被害は小さいだろう。しかし・・・である。18時30分から、21時までの停電・・・これを如何に過すか・・・相棒は、日頃から早寝だから実害はなさそうだが、私の就寝時間は22時・・・読書も不可能・・・ラジオも最近は、騒がしい音楽や、内容のないお喋りが多く・・・内容が殆どない・・・・。また、深夜は、往年のアナウンサーの喋りを楽しむこも出来るが、一体に、TVでは、そこそこに喋っていてもradioでは全く、聞くに堪え得ないannouncerが多い。しかも、漆黒の闇の中で、radioを聴くのも、何となく異様である。
九州の計画停電も、都会の東京の計画停電も、電力企業は同列に考えている様だが、大丈夫か?・私は疑問に思う。先に、古い扇風機等の発火が原因の火事が多発したころがあった。今は、少ない・・・newsが制限されているのかも知れないが・・・・メーカーが、commercialで、mediaに圧力を掛けるのは容易であろうから・・・地方ほど、経済的な理由もあって、古い電気製品が多い。その実体は、親が亡くなった家族(若い)が分別収集・stationに持ち込む、廃棄物の内容からも推察できる。ある事例で言えば、停電になったので、外出することにした。先ほどまで使っていた扇風機は、動作を止めているのでそのままに・・・そして、留守の間に電気が回復・・・廻りっぱなしの扇風機は、結構な「熱」を持っていた・・・泊まりがけで、留守にしていたら、「火事」の可能性が無くもない・・・ある消防士の警告である。
計画停電が日常化するのなら、それに即応する製品のsystem(機能)が要求されるだろう。世界中で、計画停電などという馬鹿げたこと・・・先進的と云う御仁もいないでもないが・・・するのは、恐らく日本だけだろう。先の、曽野綾子の発言も、それを踏まえてのものである。製造makerに、自家発電を勧める・・・その為に、電気料金を嵩上げする・・・ことも、減・原発、脱・原発の方法を論じる時の大きなthemeでなくてはならないものであろう。
それを、昨今行おうとしている「計画停電」の実施に求める「知見」として、位置づけが行われているのか、否か・・・・計画停電で、少子化が解消すれば、それは、将来の「電力消費・増」の布石でもあると、認識を忘れてはならない・・・・。