計画停電と生レバー禁止

計画停電・・・街の理容店の対応は可能なのか。小さな医院は対応出来るのか。はたまた、小さな喫茶店は・・・と、話題にしていたら、常に電気を使った治療装置で身体を維持している方々への配慮はどうするのか・・・等々、殆どmediaのnewsには話題が提供されない。Privacyの問題もあるだろうが、それを配慮しながら、名誉棄損を交わしながら、その実体を報道することが叶わないのか・・・「官」が情報を、あるいは「お言葉」を発しなければ、何ものも語ることが出来ないmediaとは、そもそも何か・・・政治に依って、国民が悲劇の淵に追い込まれる事態になれば、必ず、そこに芸能人の「提灯持ち的」関与がある。幾つかのワイドショーの司会者が、半ば、激しく政府を批判し、己の政治的見識の様に、その意見を発する。しかし、よく聞いてみると、必ず、どこかで迎合していることが分かる。原発問題がそうであり、生レバー禁止がそうである。
生レバー禁止&計画停電・・・己の所に、「計画停電」の波が襲ってきてから考えるのだから、私も、お粗末の誹りを免れられないが、これ程「符牒」が会うのも珍しい・・と、そんな皮肉も云いたくなる。私自身は、「生もの」にそれ程の食指は走らないのだが、一時は、馬刺に寝中したこともある。昭和50年の頃かだったか。しかし、馬刺が珍しかった・・・お店に売れ切れが多かった・・・頃は、確かに美味しかった。しかし、だんだんと、その調理が粗雑になり、お店の方から、orderを勧められる様になった頃には、少々怪しいものを感じ始め・・・いつの間にか、馬刺から遠ざかっていた・・・爾来、食することはない。
我が九州電力でも、今日から計画停電が実施される。冒頭の、幾つかの話題は、我が夫婦にしては珍しい、早朝からの夫婦の会話の中に登場した事柄である。我が相棒は、原発の全機が、操業を停止している事すら意識していなかった様だ・・・停止しているらしいとは察していたようだが・・・私も、脱原発等は、狂気の沙汰だ・・・と考える人間なので、とりわけ家の中で話題にはしない。また、御近所の方々は、建前で「脱原発」だから・・・討論・議論は避ける・・・対話するのも無駄・・・・大飯原発の操業開始に詰めかけたデモ隊、首相官邸前に詰め掛けたデモ隊・・・彼等のレベルもそんなものだろうと・・・歴史の中に、日比谷焼き討ち事件を回顧している。
馬刺が熊本をその流行の発端としていることから、九州にも、生レバーの愛好者は多いだろう・・・と、推察する。7月1日から「禁止」・・・この報道に、買い置きして冷蔵庫に冷凍保管している御仁も可なりの数値になるのではないか・・・そもそも、家の外での飲酒を県知事が禁止するほどの土地柄である。民意てきに言えば、そのレベルは、小学生以下・・・計画停電の「3時間」と云う時間も、あるいは、冷蔵庫の能力を配慮して決められた「時間」だとは思うが、それは、適度に収納された冷蔵庫の、停電時間内には、開閉しないことを条件にしたものであろう。
工場の品質管理ではないのだから、それほどまでに厳しい管理が出来るはずもなく、物事は理念の通りに運ぶものではない。必ず事件は起る・・・と、私は確信する。その他の食中毒も例外ではない。「まとめ買い」・・・が日常化している今日であり、高齢者の家庭が受ける買物serviceでは、一定期間のまとめ買いが常であろう。そんな家庭の冷蔵庫が、毎日、いずれかの時間に停電すれば、食中毒の影響を倍化していることにならないか・・・TVで活躍の料理の専門家も、きちんと情報を発するべきではないのか・・・「停電」とは、電気を止めることではない。食料品を、人間に気づかない様に腐敗させ、そして、食中毒を惹起し、弱者の命を縮めるものである。用心!・・・用心!