やっと動き出した政治

「何をやってるのだろう・・・」、最近は小沢一郎の名前も殆どmass communicationにでないし・・・Olympicがなかったら、退屈この上無い10日程だった・・・このままだったら、高校野球に暇を・・・と、思っていた。
解散時期を明確にしなければ・・・と、云うが、早くやれ!と云う事・・・。野田総理も、何を躊躇しているのか、「一体化法案」をさっさと参議院で可決すれば、一つの決断として、決断は評価されるはず・・・後は民意である。最近の、特に3・11以降の民意は、訳の分からない市民達の行動で、一見行き先不明な所もあるのあで、決断が遅れたのだろう・・・とは、思う。また、野党の云うなり・・・と、云う事も、プライドも許さないだろうし、党内事情からの、結果が案じられる。何よりも、首相としての最後の決断になるだろうし、巷の噂では、これで「引退」と云う文字もちらついているらしい・・・私は「ない」と思うのだが・・・例え「あった」としても、この人格である、捲土重来は確実に可能・・・民主党の今後の動き次第では、当面、巨大化した自民党に合流し、その後の政界廃編成の中で、自分の位置を探ればいいだろう・・・私なりの、呑気なはんだんだが・・・呉越同舟の現在よりは見通しがある、と、私は思う。
解散を急がせたことで、谷垣総裁の安定性が増したとは言い難いが、のんびりと時を待っていれば、忘れられてしまう・・・何れ、決断の時ではあった。そして、公明党が一人「点数」を稼いだかに、私には見える。しかし、公明党は「点数」を稼いでも、「票」は増えない、党勢も拡大しないと言う宿命にある。「宗教」の冠を外さない限り、casting boardを握るを至上の価値としての存在でしかない。
弱小野党・7党の「不信任・提出」・・・私には「茶番」にしか見えない。国会質疑の中で、自民党の焼き直しの様な質疑を繰り返し、マンネリ化した極左の政党のstereotypeな質疑・・・こんなものが、大衆は兎も角、庶民・市民の「こころ」を動かすとは、とても考えられない。「政権交代前夜」は、大衆・愚衆の行動が、節操無き政党に政権を渡したが、これも一つの勉強だった。恐らく、昭和前半のファッショ化の要因を多分に含んでいたはずである。幸い、そんな政党にも、「人財」はいた。また、小沢一郎にしても、子飼いの数人、十数人を除いては「政治家」としての認識をしていなかった・・・今も同様だと思うが・・・childrenは、少なくとも、機関銃の弾丸の様なものである。適当に敵を威嚇できれば、命中することは期待しない・・・代表当時、自民党との連立を画策して・・・裏話は、先日、森元総理が、BSフジ・プライムニュースで、詳しく暴露していた・・・民主党内の粛清を画策して失敗・・・今回も、同じ様なことを考えているのだろう。恐らく、選挙が終われば、その結果の如何を問わず・・・小沢党は、その看板を掛け替えるはずである・・・で、なければ、彼は、そのまま埋没するのだから・・・。「雑兵」は、野垂れ死に・・・彼に、何の疾しさもないだろう。「雑兵」は、雑兵でしかない・・・。
政治が動き出せば、溜まっていたゴミが溢れて出て来るだろう・・・・今年の秋の話題満載・・・秋場所九州場所の話題性が無くなるかも知れない。