政治不在のdemo国家の終焉は・・・

Demoが政治を変える・・・これを民主主義と誤解している愚衆は、我国にも存在する。毎週の金曜日に、首相官邸前に、Homelessの集団の如くに群れる・・・彼らが、どの程度の、政治literacyを有する人物たちなのか・・・それを見せてくれるものはなにもない。そのシュプレヒコールの中にも聞こえて来ない。
フランス革命ロシア革命・・・その他、地球の各地で勃発した革命が、その端緒をdemoに持つ事は言うまでもないが、それが、成功した暴力的破壊として、歴史の中で、評価されている故に、あたかもdemoが正当な政治行動だと、愚かな脳で読み違えているだけだろう・・・と、私は判断する。愚か者が、騒いでも、愚かな結果しか生まないのである。
中国本土の政権に、この半島に誕生した政権は常に支配を、干渉を受けてきた。ロシアという暴力国家の進出に危険を感じた、一足先に近代化への道を歩き始めた日本が対応した結果が「朝鮮併合」だった・・・故に世界が、黙認したのである・・・韓国の歴史。
中国・・・この国は、かつては、世界の大国・・・平和を旨とする国家であった。故に、貿易の形は「朝貢」。正当な外交関係ではない・・・貿易ではない。半ば、属国として遇されることを認めて、経済的な利を貪る諸国・・・弱小国・・・の、言わば、安全保障system(卑下して擦り寄る国家の・・・)でもあった。交易のbalanceは常に中国大陸国家の出超だった・・・それが何故続けられたのか・・・それは、「夷」として蔑視する周辺国家からの収奪だったのである。その政権の弱さが、西欧の文明に触れた時、国民は「阿片」に酔って、国家を忘れたのである。いや、忘れたのではない、朝廷を除いて、「国民」は不在であったと言うべきだろう。
今、戦勝国でもないのに、戦勝国を標榜して、日本への横暴を隠そうとしないが、実は、日本の横暴が始まった時、この国・中国は、列強から、虫食い状態に犯されていたのであり、欧州の実態が、日本を駆逐する力を持たせなかった・・・その結果が、辛うじて、太平洋戦争に繋がり、今日に大国的似非言動を繰り返す現実を生じているのである。Demoで騒ぐ、若き国民の愚かさは、此処に在る。政治が不在だから、demoで、その存在を示し、そのcontrolで、国家を政権を支えている・・・中国が幾ら頑張っても、日本のGNP(一人当り)の半分になるのも難しい。何故なら、彼らが頑張れば頑張るほど、原油の値段はあがり、世界経済がinflation状況になるからである。そして、ロシアは怖い・・・日―中―韓・・・で、ロシアの天然ガスを得る努力は、臆病な彼等には不可能・・・尖閣列島の海底をまさぐるより余程効果的なのだが・・・力とは、時に主体を愚かにする。そして主体は滅びの道を歩かせられる。
22、3世紀・・・中国と云う国家が存在するか、否か・・・歴史的には、丁度「滅び頃」になっているだろう・・・私の歴史的観察である。