七人のピエロ・・・・

悲しそうな「七人のピエロ」・・・もう後悔しても手遅れだろう。一にでも早く大臣になりたい・・・その逸る気持ちが、今回の軽率、軽薄な行動になったのだろうけれでも、報道が深まるにつれて、色々な、当人の「質」が見えて来る。まだまだ、学ぶ段階にある政治家だと思うし、支持者も期待していたであろうに・・・己を裏切り、支持者を裏切る・・・今、最後まで頑張ったathleteの引退が相次ぐ・・・体力の減退もあるだろう・・・後輩の道を塞いではならないとの自覚もあるだろう・・・何を措いても、自らの「身体」で後輩を育てることに困難を感じる・・・後輩に済まないと思う気持ちが、一度は現場を離れて・・・という気持ちにさせるのだと思う。私は、その心と行動を美しいと思う。しかし、まだまだ、指導を受けながら成長しなければならないathleteの、生意気な引退コメントが、もしあったら、私は、最大の軽蔑の言葉を贈りたい。その格好の対象が、「七人のピエロ」である。
「ピエロ」だから、私の視野から去るのは早いだろうから、色々とcommentする必要はない。「橋下 徹」を、「西郷隆盛」と見間違ったのだろう。あるいは、演説の口尾振りが似ているので「田中角栄」の幻影を見たのだろうか・・・吉本隆明流に言えば、「幻想」である。紹介の為に一段高いひな壇に立つ彼等の膝は震えていたのではないか・・・その不安で・・・。自信に溢れた表情も、新しい天地を得たと言う喜びの雰囲気も感じられなかった。私の目は、「哀れ」を捉えていた。

中には、いや、大凡が、自らの信念、政策が無きが故に、付和雷同したのであろう。だから、演壇に立つ足下にも「力」が籠らない。笑顔も出ない・・・元気が良かったのは、橋本徹一人であった。そうだろう、ピエロが、自腹で、勝手に踊ってくれるのだから・・・当落は、全て自己責任である。橋下徹は、盆踊りの演台の上で、ピエロたる彼等の踊るのを眺めていればよいのである。万が一、彼が内閣を組織することがあっても、彼等を大臣に任命する気遣いはない。「裏切り者」は、引き入れて方でも使わない・・・これが、賢い、特に悪賢いleaderの常套手段であり、時に倫理でもある。オドケと謙りしか学んで居ないピエロに理解出来るものではないだろう。恐らく、彼等には、自・選挙区を犠牲にして、橋下徹の命令で、全国遊説が課せられるだろう・・・そして「落選」・・・私に見える、近い未来である。