官僚排除の結果は・・・・

今回、民主党代表選でも、官僚の悪口・批判を激しくする人物がいた・・・官僚排除の伝統は、鳩山一郎の時代からのものだと思うが、それを鳩山由紀夫が継承し、少々、生来の知恵足らずの松下・政経塾の、民主党のelite達が、同調して華々しく旗揚げした結果でもあるだろう。勿論、mediaが、それを側面から煽った・・・煽った方が不謹慎だったのか、煽られた方が、馬鹿だったのか・・・それは軽々には言えない。しかし、その失敗が、今日政権を危うくしている事にも認めようとしないで、代表選に出馬、落ち目の民主党のleaderになろうとした人物は、評価の仕様がない。恐らく、党を割って出て行くものと思うが、次期選挙での当選がおぼつかないとなると、居残るのだろう・・・其処には、moralもdisciplineもprideも存在しない。単なる、乞食坊主的政治家が存在するだけであろう。
外務次官が、中国の外務次官との会談に渡中した・・・大きな成果は期待できないが、多少の熱さましの効果はあるだろう。消費税もmanifest違反と騒がれるが、官僚排除の「政治主導」のmanifestにも、大きく違反することになるだろう。政府側からは、誰一人、中国の「地」を踏むことができないのだから・・・。
そもそも、民主党の「官僚排除・政治主導」は、見せかけのdecorationに過ぎなかったのだが、その批判に国民が「耳を」を傾けようとしなかった・・・・国民が、自ら墓穴を掘った・・・その結果なのである。
ここで、「尖閣列島竹島」を失うことになれば、それは、戦後の芦田内閣の「昭電疑獄」・・・自民党長期政権の切欠を作った・・・に匹敵する、民主党を名乗る政党の失政であることは、歴史に大きく記されるだろう。もし、民主党・議員の諸君に、あるいは支持者に、その意識が欠けているとしたら、それは「国賊」と呼ぶに相応しい人品であると、私は思う。また、今また、中国共産党に擦り寄るがに見える共産党の姿勢だが・・・一度は、中国共産党とは袂を分かった、当時の共産党の方が、余程矜持が高かた・・・現・民主党が、土井・社会党に比較される「愚・政党」であることとの比較である・・・いや、夜叉児なのかも知れない。
ここまで拗れた日中関係・・・修復出来るとしても、10年、いや30年は要するだろう。何故なら、中国が日本に依存するものは皆無なのだから・・・。もっとも、その時に、中国も、民衆国家から、民主主義国家に脱皮、変貌しているだろうが・・・・。