*田中真紀子の快挙・・・!・・・・久々に溜飲の下がる思い!

久々に溜飲の下がる思い!
お昼のnewsに、九州大学・大学院生の「ひったくり犯罪」が報道されていた。犯行の動機は、「学資を稼ぐためだったとか・・・」。思わず「ふざけるな!」と、女房殿の面前で叫んでしまった。何度か、ブログにも書いて来たが、20年ほど前からの大学生の質の低下は目に余るものがある。大手鉄鋼企業でも、高卒の事務職・定期採用がなくなって久しい。その理由は、高卒と同じ報酬で大学卒が採用出来るからだと、人事の担当者に聞いた・・・それを聴いた時、周りにいた私の同僚が、それなら、学卒の採用・・・勿論、優秀な学卒は対象外だが・・・は止めて、高卒の採用にすべきではないかと、可なりの論争をしたことがある・・・勿論、酒の余興なのではあるが・・・。
マイケル・サンデルの「白熱教室」を嚆矢とする、NHKの「白熱教室」series・・・大学院の「白熱教室」は、多少は視聴するに耐えたが、他の白熱教室は、その格差の大きさに愕然とするものばかり・・・こんな学生を育てる為に、我々は「税金」を納めているのか・・・と、情けなくもある。
更に酷いのが、池上章のTV/講座・・・講座の内容は面白いし、私levelには分かりやすいし、presentationも面白いので、番組のcheckを欠かさないのだが、その授業を受けている学生の質には「がっくり!」させられる。内容のない、意味不明な質問をする「勇気」は称えるが、反面で、厚顔無恥を感じないでもない。やんわりと受け止める池上章の表情に同情したくなる。
恐らく、田中真紀子・大臣も、私と同じ様な体験をしているのではないか・・・これまでの文部大臣の怠慢だと言えるし、その様な「大学の怠慢」に瞑目したままの、与野党の議員の姿勢にも怒りを感じないではいられない・・・恐らく、若い議員が、目くそ鼻くそだから、評価するのも難しいのかもしれない・・・と、同情はするが・・・。
また、県知事や市長が、恥も外聞もなく、田中真紀子を批難しているが、これも、目くそ鼻くそ・・・お前に、その資格ありやと、問いたくなる。
そもそも、まだ、認可もおりていないのに、校舎が完成している・・・そんな、文部省行政が変なのである。官僚の天下り・・・文部省には、mediaも甘かった。自らの母校の後輩を苦しめることになるかも知れないと言う、危惧があって、ペンの先が鈍ったのだろう。県知事や、大臣、副大臣の経験者には格好の天下り
先だから、大学のlevel低下にも目を瞑り、許認可制度も空洞化させて、何の痛みも感じなかったのだろう。
政治家の、地方自治の「首長」も、また議員も、自らが、その質の低下に手を貸し、自らの天下り先の確保の為に、大学の「質の低下」に無関心を装っているではないか・・・「大學・出」に拘って、中小企業への就職を敬遠し、失業保険で暮らし、「金」が欲しくなれば、ひったくり・・・そんな学生を育てる大学・・・無用の長物以下のものである・・・田中真紀子よ・・・頑張れ!