派手な党大会と陰の悲惨と・・・

外見は「巨大・軍事大国・経済大国&????」。「????」は何か・・・それは汚職大国。恐らく、経済後進国・貧困国への援助・支援の陰で、巨大な、党幹部の蓄財が行われているのだろう。今回、共産党大会のsloganの一つが、「汚職追放」。 組織があって、その組織の中を「血・かね」が流れることで組織が運営され、国家が維持される・・・これを越える人間の知恵はない。孔子孟子と雖も霞みを喰って生きていたわかではない・・・其処には、それ相応の賄賂があり、支配者への阿りがあり、弟子たちは、袖の下で、利のある要職を求めて右往左往していたはずである。しかるに、全国の支配者に弟子を売り込み、支配者に結構な「論」を語ったが、どれひとつとして成功していない。政治とは、そんなものである。肝心なのは、孔子にしろ、孟子にしろ、貧しい者への視線はなかった・・・のではなかったか。
今回、胡錦濤の最後のspeechで、強調されたのは、経済成長と汚職の防止・摘発・・・。大国にあるまじき、政策ではある。また、それを恥じない・・・正直と云うか、厚顔無恥というか、はたまた破廉恥と云うか・・・我々は他山の石とすべきかも知れない。出所不明の4億円が明らかになっても、その「影」を慕う政治家が後を絶たないのだから。
しかし、田舎からの陳情団を、刑務所(だろう)に交流し、貧困にあえぐ市民の外出を禁じ、街を走るタクシーの窓の開閉は禁じる。とんでもない国家ではある。
地方では、地方幹部への住民の風当たりは、日々強くなりつつあるとのnewsもあるが、温家宝の、厖大な蓄財も、噂では自明のものであっても、newsになることはない。胡錦濤も、習近平も同じ様なものだろう。恐らく、これらの蓄財がなければ、働かない「一族」を養っていくことが出来ないのだろう・・・逆に、貧困に近い国民は、己が身一つで生きているのだから、貧乏には耐えられる・・・しかし、地方幹部の汚職は許せない・・・億万長者の生活が、明らかになりつつあるのだろうから、共産党幹部、そしてその子弟の、蓄財実体が、ある一定度を越えて明らかになれば、彼方此方に火の手が上がるのかも知れない。

反日demoで暴れる若者・・・日本の企業に撤退の勇気があれば、彼等・若者が掘る「墓穴」に、この国の政治が嵌り込むのは確実だろう。茶番にも似た「党大会」・・・そろそろ終焉の影が射しているのではないのか・・・日本のmediaも、真面目に報道して欲しいものである。