ジニ係数

14日の囲み記事・・・中国のジニ係数が「0.61」だとか・・・社会が不安定化する警戒ラインは「0.4」だとか・・・ちなみに・・・
①日本は「0.329」・・・②英国は「0.345」・・・③米国は「0.378」・・・仏は「0.293」等々・

ジニ係数=1」とは、最高度の不平等・・・つまり、全ての財を独り占めしていると言うことらしい。

この数字からは、日本は、まぁまぁと言うところか・・・格差・不平等の責任を全て、政府・政権の所為にすることは不可能だろうから・・・我慢すべきが我慢し、諦めるべきが諦め、己の人生を振り返れば、御先祖様や親の所為にしていけば、暴動に走ることもないだろう・・・私自身のことについても、そう思う。

このcolumnの記事で、「いかんなぁ・・・」と思ったのは、中国政府が、「0.412」として発表したらしい・・・と、言う事である。先の暴動で、日本に関連為した企業や商店、大規模小売業を襲った暴動が、このジニ係数で暴動が生じる程に、日本に対しての「悪感情」の状況にあるのだと、言いたいのだとしたら、将に、天井に向って「唾」している様なものだろう。

Missile発射に成功した・・・それだけの事で、国中が「盆踊り」状態になる国にも困ったものだが、自らの貧しさを、巧妙に隠蔽しながら、経済的・墓穴を掘る様な暴動を世界のメディアに流して、自国の大衆、庶民には隠蔽する政権もみっともないものである。

こんな中国に、沢山の取巻きを引き連れて「胡錦濤」に挨拶に行った政治家がいる。言わずと知れた「小沢一郎」。40人を超える人数だったとか・・・旅費は誰が出したのだろう・・・胡錦濤と握手をすれば、次の選挙で当選確実と思ったのなら、それでも良いが・・・その代償として、未だ、病が完全に癒えていない天皇陛下を無理やり引っ張り出して、未だ無役だった「習近平」に会わせている。

その代償が「尖閣列島」の今日である。
政治家・小沢一郎の政治理念とは・・・・「日本未来の党」でも、持てあましている様子が、mediaの論調に伺えるのは、私だけだろうか・・・将に、「屈辱外交」の典型であった。

貧しきものが、憐みを求めて、富の周りに群がるのなら理解できるし、同情の余地もある。其処には、貧しき者の心情を汚さない、誇りを傷つけない配慮が必要だろう・・・だからと言って、わざわざ、握手を求めて北京くんだりまで出掛けて行く必要もないだろう。「ジニ係数=0.329」の国から、大物政治家が辞を低くして、初配って「ジニ係数=0.61」の国に挨拶に出掛ける。平成の「朝貢」と云われても不思議ではない。国民が、どの程度見通しているのか・・・得票が教えてくれるだろう。