蛙の王さま・・・・鼠の集団・・・・

イソップ物語の一つ・・・蛙が集まって、「誰を王様にするか・・・」議論は沸騰するが、議論百出で決まらない。結局、白鳥(いや、アヒルだったか・・・)に決まる。その結果は・・・。その前に、何故“白鳥”か・・・それは、蛙達の目に、美しく、大きい身体で、頼もしく見えたからである。白鳥は、蛙達の申し出を快く受け入れた・・・何故なら、みんな丸々と肥えた、美味しそうな「蛙」だったからである。会議は、全会一致で、白鳥を「王様」にした。そして、、喜びに湧く“蛙”を、美味しそうに、次から次へ、全員(蛙)を食べ尽くした・・・。ざっと、そんな話・・・。

民主党の代表選びである・・・甲でもなし、乙でもなし。自ら出て来る奴にはさせられない。一先ず、出てもらいたい人には拒絶される・・・3人の代表が、全て、反故の様に捨てられた政党である。まず、選んだ方の反省の弁があっても良さそうなものだが、それも聞こえて来ない。野心家が、引きずりおろす光景の方が、世間的には分かりやすい。あるいは、分かりやすい権力闘争なら、観衆も納得するのではないか・・・私は、思うのだが、「憎なれもの」にはなりたくないのである。

私的には、野田佳彦が最善であると思うのだが、「敗戦の将は引くべき・・・」というstereotypeが蔓延っていては、誰も、「野田さん・・・に」とは、言えないのだろう。TVに映る面々の表情には、、「やはり野田さんに・・・」と思っているのではないかと、見えるものがあるのだが、「其処は、誰が猫の首に鈴を・・・」と、議論する「鼠」の群れの姿がある。

25日までには決めないといけないので、当面の逃げとしての、期限付き代表に「岡田さん」かな・・・
誰がなっても、早晩に「梯子」を外されるのは確実である。「そ時には、私が外してあげます・・・」と名乗る勇気が一つでもあれば、承知で立候補する人もいるのではないか。その時の一人が、私は、「岡田さん」だろうと、思うだけである。

蛙か、鼠か・・・興味は尽きない・・・・クリスマスの楽しみ・・・