三権分立の幻想・・・

靖国神社に放火した犯罪人に、韓国の最高裁が、過去の日本の「罪」に対する抗議だと判断・・・評価して・・・日韓の間に「犯罪人引き渡し」の協定があるにも関わらず、中国本国に送還した。恐らく、中国当局も迷惑しているのではないか・・・報道はないが・・・。
明らかな「放火犯」である。中国政府としても、「英雄」扱いすることは、国内問題としても憚られる。この放火を、この理由・・・韓国法廷の・・・で容認すれば、中国国内での、放火、破戒行動を容認しなければならなくなる・・・つまり、現代版・「造反有理」である。

三権分立・・・勿論、犯罪は「法」で裁かれるのであるから、その意味では、司法の立法からの独立は、その「法の遵守」に於いてである・・・と、私は思う。
しかるに、今回の韓国司法の愚行は、司法が行政の走狗と化している実体である。裁かれるべきは、対象がなんであれ「神社」という構造物であり、その神社を神社たらしめている「精神的神体」ではない。つまり、ここに祭られている「神体」が、先の戦争の敗戦の結果での行為を「戦争犯罪」と認定された人物であることとは無関係である。裁判で、「精神」を裁く・・・況や、多民族の「心の問題」を裁くことの愚かさ・・・韓国・最高裁判所の愚かさであろう。

玉石混合・・・ならぬ、「味噌も糞」も一緒にした愚かな判決、そして行動。私は、格の如き愚かな国民を治める韓国政府、中国政府に同情する以上のものはない。彼等を崇め祭る政治が、韓国では歴代大統領が、その辞任後に、在任中の犯罪を問われ、中には自殺に追い込まれる事態を惹起しているのであり、日韓併合に至る歴史の中にも、今日に似た状況を読みとることも可能である。中国に至っては、その韓国に宗主国としての地位を保たんとして、韓国の開国を阻み、列強に、愚かな抵抗に終始した「清朝」の愚行政治が招いた歴史に他ならない。仏、独、露、そして英国による「中国の四分割」が、阻止できたのも、台頭著しかった日本の存在なくしては語られないのではないかと思うが、そこに触れる歴史を語るものは少ない。

結論的に言えば・・・・中国、韓国は、政治的に対等に交流できる相手ではない。民主主義国家とも呼べない・・・形はなしていても。中国に至っては、中南海に指導者がひそりと潜むかのように生きている・・・紫禁城が、漢民族を怖れる満州族政権・清朝の官僚たちの隠れ場所、避難場所であった・・・限り、近代国家とも呼べないし、況や、民主主義国家などというのは、口はばったい・・・「愚かなものたちよ!」と見下しておけばよい。しかし、さわらぬ神に祟りなし・・・阿呆とまともな会話を試みる馬鹿な行動は慎みたい・・・。