あなたが出てくれたら・・・と、耳元で囁かれて・・・神輿は軽くて阿呆が良い!

当人も、最近の“かわいい”boomに酔わされていたのだろうか・・・強面の、ドスの効いた、不男の甘い一言・・・貴方が出たら100人は通る(当選させられる)・・・と囁かれた、先の総選挙の騒動になったのだとか。新聞のコラムに「嘉田由紀子」の、反省の弁がある。
表情のかわいさは、個人の好みもあろうが、私は、この様なしまりのない顔は嫌いだし、とても“ハンサムウーマン”とは評価しない。男女共学の教室で、少しばかり出来の良い男子がいると、あれこれと媚を売る女の子、あるいは、少しばかり“いい男”の教師に媚を売る・・・教室でも、noteは取らない癖に、教壇に向って秋波を送る女の子を思わせる表情・・・締りのない笑顔・・・に嫌悪を感じていたが、結果は散々だった。結果に、日本の政治が、少しは救われた・・・と、ほっとしたものだ。

「あなたが出たら100は通る」・・・こんな言葉を耳元で囁かれて、「ころりと参る女心」と言えば、多くの女性からお叱りを受けそうだが・・・バーブ佐竹のmelodyを口ずさみながら・・・現役時代の職場にも、こんな女性がいたことを思い出す。年少の学卒新人を籠落して、お姉さん女房に収まる豪のものもいた・・・批難されるべきでは、勿論ないが・・・彼が上司になって、お宅に伺った時、何となく“軽蔑”の眼で接せられた嫌な記憶はある。

しかし、県知事ともあろう人格が、この様な訪問販売の「一言」の如き言葉に籠落されるのか・・・高齢者が、とんでもないものを売りつけられるnewsが納得できないものでもない。また、こんな知事を選んで、その膝下に県政を任せている滋賀県民の資質は如何なるものなのか・・・その資質を私は疑いたい。選挙の結果には評価するのだが・・・

しかし、あの魔女の微笑に騙されなかった政治家が多かったのは、日本の幸いだった。こんなこともあって、小沢一郎が大人しかったのだろうか・・・あるいは、彼の政治生命を、あるいは、断つ要因として作用を強めているのだろうか・・・参議院議員選挙が注目ではある。しかし、橋下徹と彼女と比べて見ると、「知事」の比較として、日本の“女性”の甘さが見えて来る様な気がする・・・お叱りを覚悟で言うのだが・・・きちんと考え、きちんと語り、きちんと伝える・・・その手順を笑顔や、愛嬌で、はたまたfashionで補完することで、手順と努力を省略する・・・今回の嘉田由紀子知事の醜態も、その結果でしかない。女性からの強烈な批判があってしかるべきだと思うのだが、それにも値しないということなのだろうか。巷の声は聞こえて来ない。まぁ・・・実績を評価する必要はあるとしても、今次内閣の女性大臣・・・いずれも、男勝り・・・近づくのも怖い・・・の表情が美しく見える。また、蓮舫の様な傲慢さが見えないのも好感が持てる。実力については云々しない・・・男性大臣と同列に観察、評価したいから・・・。