朝鮮総連本部・建物の落札・・・朝鮮総連への協力か?

「拉致」・・・家族の焦りに乗じた色々な人物が暗躍する・・・胡散臭いのだが、メディアでは、半ば英雄扱いされている感が拭いされない。そして、いつの間にか、メディアから消える・・・いや、消えるのではなくて、ニュースの価値を失っているのだが・・・暗躍は続いているのだろう。メディアは、決して結論を報じることはない・・・つまり、プライバシーに触れる恐れが生じる直前で、姿を消すのである。そして、「事件」も、その当事者の悲しみも焦りも・・・雲散霧消する・・・。

朝鮮総連・中央本部の土地、建物を、宗教法人・最福寺池田恵法主が「落札」した。そして、それを、朝鮮総連が今後も続けて使う・・・報道のニュースである。庶民的には、「そんな馬鹿な・・・」と思うのだが、御当人の弁では、朝鮮総連を救う「英雄」気取りとも読める筋書きである。

宗教行事にも適した建物・・・とは云うのだが、朝鮮総連と合意の上で落札したのではないかと言う疑惑は払拭出来ない。また、メディアも、この額が適当・適正なのか、あるいは否かについてはダンマリ。どうも怪しい。安部総理とも近い人物と言うから、政治的意味合いが込められているのだろうか・・・だとしたら、結果を見るまでは沈黙を守る・・・が、etiquetteかとも思う。しかし・・・

朝鮮総連がなくなったら、それは宣戦布告と同じ・・・」とか、「日本は、韓国や米国と並ぶ敵国になる・・・もう既になっていると、私は思うのだが・・・」等の発言は、我々日本人に、北朝鮮の「君主」の前に跪けと言っているに等しいのではないのか。「金日成生誕百周年の勲章」を貰っているというから、不思議のない発言でもあるだろう。

訪問する度に、「拉致被害者」については、質問しているのだが、「解決済み」との返事が返ってくるだけだと述べるが・・・問題は、法主が、そう思っているのか、否か・・・ではないか。もし、北朝鮮が言うが如く、死亡というのであれば、盛大に祭壇を設けて・・・法主の負担で・・・盛大な、葬儀を行い、内外に、その経緯を知らしめると同時に、何故故に、無辜の日本人を留めたままにしたのか、何故に、その必要があったのかを考える機会を提供すべきではないのか・・・僧侶なら、葬儀を行う事に何の支障もないだろう。


与えられた名誉の裏側は「不名誉」であることは言を待たないが・・・その不名誉を、被害者の為に有効たらしめるのは「勇気」である。法主(ほっす)と言う身分が、立場が、どの様な価値を持つのか、宗教的な役割を持つのか・・・不動産を取得し、非人道的な国家戦略に協力する・・・それも、売国奴的な行動として・・・為のものではないだろう。釈迦の前に、弥陀の前に恥ずかしくないか、怖れを感じないのか・・・宗教法人には、国民として果たすべき「納税」の多くが免除されている。その意味を知らないのでもないだろう。自らが、日本と言う国家に保護され、その「資」は、日本国民が負担しているのだと言う事・・・時には思い出して欲しいものである。